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2016年02月01日しあわせじん

第154章 いずれにしても幸せは掴める

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株式会社 幹建設
代表取締役 高須賀 幹由

本格的に入学試験シーズンの到来です。1月には小学校と中学校の入学試験、2月3月に高校の試験、大学は1~3月の日程です。この試験のためにたくさんの子供たちが「好きなこと何年も我慢」しての、運命の分かれ道と言うべき試練に立ち向かっています。
小学5年生6年生でありながらも、将来の夢や親の期待、友達との約束を背負い果たす為に、好きなサッカーや野球を我慢してまで、塾通いに夜遅くまで眠い目をこすりながら勉強している姿は、けなげで必死で、親なら誰でも涙をこらえるのがつらいはずです。がんばった全ての子供たちの頑張りが実を結んで欲しいと願うばかりです。
しかし、現実はそうはなりません。いくらがんばっても駄目なときもあるし駄目な人もいます。誰にも負けない!と強く誓った子でも、駄目だったかも知れません。現に私の息子の、仲良しのお友達で、すごい頑張り屋さんなのに残念ながら希望校に受からなかった子がいます。すごく優しいお友達で息子の大好きな子です。仲良し4人組の同じ学校に合格する約束が果たせなかったと悲しんだことだと思います。人生初めての敗北を感じたことでしょうが、ただここではっきりと言いたいことは、「ここが出発点」だということです。小さい頃若い頃の敗北や失敗は、ともすれば大きな人生の転機となり、ここから大成功の一歩が始まったという先人がどれだけたくさん居たかということです。きっとこの子は、親御さんから頂いた優しい気質とこの出発点を起点に、とてもいい人生を歩んでいくような予感がしています。

運鈍根(うんどんこん)は、成功の三つの要素と言われます。根は、決してあきらめない根性。鈍は、自分を鈍感と位置付け、全ての事象から全ての人から学び取るしたたかさを持つの意味。そして運は、明るく優しい、親切で前向きで人に尽くすことが出来る人こそが、運を呼び寄せる力を持つというとても優れた先人の知恵だと理解しています。
不合格となったものの、この要素をつかむチャンスを得られたことに気付いて欲しいです。そんなことを、息子の万が一のときに伝えてあげたいと考えていたおせっかいな父親でした。

 

 

 
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