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第191章 ~戦争小国は大国には抵抗できない~
しあわせじん
2025年03月01日
アメリカのトランプ大統領が就任したことで、彼の思惑通り、二つの戦争が終息の姿を見せようとしています。イスラエルとパレスチナ(ガザ地区)への圧力によって「停戦」を実現しました。一瞬、停戦中止か?!となったときにも、トランプ氏の一喝で停戦が守られました。一方、ロシアのウクライナ侵攻の戦争も停戦、終戦となる可能性が出てきました。
これもトランプ氏の画策ですね。大統領選挙運動中は、「戦争は私が停めて見せる」「くだらない戦争はやめろ!」と言っていた彼が、就任後に早速動いたわけですが、実は両方共戦争終結気運を利用した、平和交渉というより大国側への”摺り寄り”のようです。ガザ地区をアメリカ支配下に置いてリゾート開発をするとか、ロシアと都合の良い停戦条件を掲げて、片方ではウクライナへ無謀とも思われる”要求”を突き付け、利益を得ようとする、「漁夫の利作戦」ですよね。そういえば、80年前の日本の敗戦時に旧ソ連が『日ソ中立条約』を無視して、千島列島を奪取したのと同じように、今回も抵抗のできない『戦争小国』は、大事なものを奪われる結末になりそうです。いつの世も時代の流れを掴んだものが繁栄するもの。生物の種の保存・進化の過程でおこる絶対的法則『弱肉強食』は、今の人間の世にも色濃く影響し、世界を支配しているかのごとく感じる出来事です。私達の気になるニュースですが、それよりも、そろそろ家族を誘ってピクニックの準備をする方が優先みたいですよ。