コラムColumn
子どもがのびのび育つ家づくり|間取りの工夫とリアル事例
2025年10月24日
「子どもがのびのび育つ家にしたい」――これは小さなお子さまがいらっしゃるご家族が口をそろえておっしゃる願いです。
毎日の暮らしの中で、安心して遊び、笑い、成長していける空間。
それを叶えるには、ただ広い家を建てるだけでなく、“家族の関わり方”を考えた間取りが大切です。
私たちは松山市、西条市を中心に、これまでたくさんの子育て世帯の家づくりをお手伝いしてきました。その中で感じるのは、「のびのび育つ家」にはいくつかの共通点があるということです。
■家族の気配を感じられる“つながり間取り”
子どもが安心して過ごせる家は、どこにいても家族の気配が感じられる家です。
キッチンからリビング、リビングから庭まで、視線が抜けるように設計しておくと、
料理をしながらでも子どもの様子を見守れます。
見守られている安心感は、子どもにとって大きな心の支えになります。

■遊びと学びの境目をつくらない
小学生くらいになると「勉強スペースを作りたい」という声をよく聞きます。
でも、実際に使われているお家を見ると、子ども部屋ではなくLDKの一角で宿題をしているケースがほとんど。
家族の近くで勉強したり遊んだりできるスペースこそ、集中力と安心感を両立できる場所なのです。
そのために私たちは、リビングの片隅に「スタディカウンター」を設けたり、
棚や収納を工夫して“片付けやすい仕組み”をつくることをおすすめしています。

■外との関わりを育む「ちょうどいい庭」
子どもにとって、自然や外遊びの体験は欠かせません。
広い庭がなくても、ウッドデッキや小さなテラスがあれば十分。
お母さんが洗濯物を干しながら、子どもがシャボン玉をしている――
そんな光景が日常にあるだけで、子どもの笑顔はぐんと増えます。

[西条市・S様邸]のリアル事例
ご夫婦と2人のお子さんが暮らすS様邸では、
「家族が集まるリビングを広くとりたい」という想いから、
勾配天井や大きな開口部を設け、明るく広々としたリビングを実現しました。

家事動線も最短になるよう、ランドリースペースから収納まで一直線につながる設計に。
S様からは、
「なにより子どもたちが喜んでいます。友だちもたくさん遊びに来てくれて、伸び伸びと走り回っている姿を見ると建てて良かったと感じています。 ウッドデッキが完成したばかりなので、近くに住む友人家族とバーベキューをしたり、プール遊びをしたり、これからマイホームならではの暮らしを楽しみたいですね。」
という言葉をいただきました。
家族の時間を大切にした間取りが、暮らしをより豊かにしてくれたようです。
暮らし方から考える“のびのび間取り”
家づくりは「どんな間取りにするか」ではなく、
「どんな暮らしをしたいか」から始まります。
お子さまがどんなふうに遊び、どんな会話をして、どんな毎日を過ごしていくのか――
その未来を一緒に想像しながら、私たちは間取りをつくります。
家は、家族の成長を包む場所。
お子さんの笑顔があふれる家づくりを、これからも愛媛県でお手伝いしていきます。
「うちの家族にはどんな間取りが合うんだろう?」
そんな疑問が浮かんだときは、ぜひお気軽にご相談ください。
サンエルホームで一緒に“のびのび育つ家”を考えていきましょう😊







