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2015年01月05日しあわせじん

第141章 苦労は買ってでもしないと

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株式会社 幹建設
代表取締役 高須賀 幹由

あけましておめでとうございます!2015年は、どんな年になるでしょうか?!未(羊)の年、「紙を食べる=紙幣を食べる?」そんな年にはなりませように!合掌。 さて、昨年の大韓航空の趙顕娥元副社長が起こした「ナッツリターン事件」、驚きましたね。自社機のファーストクラスに搭乗した趙顕娥元副社長が、ナッツの提供の仕方が悪いと激怒し、サービス責任者を降ろすために離陸寸前の飛行機を搭乗口まで引き返させた騒動です。その為に11分の遅れを生じたにも拘らず、「乗務員の教育のための正当行為」との大韓航空の言い分に、後に各マスコミから「降りるべきは、趙顕娥元副社長だ!」と攻撃され、趙顕娥元副社長の父親の趙会長が「娘の教育を間違えた。私を叱って欲しい。」と謝罪をする事態になりました。ご本人も勿論神妙な面持ちで深く謝罪、いくつもの会社の役を全て更迭されたようですが、記事によると、ほとぼりが冷めたら、元の鞘に収まることになるのがこのお国柄だそうで、それが許される社会が日本人的には信じられないです。それにしても、このお嬢さんは、生まれてずっと苦労というものをしてこられなかったのでしょうか。教育というものを何か勘違いされているというか、教育上、ナッツの提供にもこだわることは悪いことではないけれども、教育・指導にかこつけて、権力を誇示したいだけだったような気がします。しかししかし…、指摘・怒りで存在感を示す、いえ、それでしか存在感を示せない?という稚拙な行為…。どこかで昔あったような気がします…。はい、20年前の私自身でした!!お恥ずかしい限りですが、この元副社長の記事を読みながら、昔の自分を振り返っていました。

ここまで大きなことは出来ないけれど、今考えると、この不祥事と同じ次元の過ちを犯していた20年前の自分が、如何におろかであったかと再認識してしまいました。当時のスタッフが今でも数人居てくれていますが、当時のことを聞くと、顔から火が出るくらい恥ずかしいです。それでも居てくれるんだから、優しいスタッフ達ですよ。みんなありがとね。
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