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2014年09月01日しあわせじん

第137章 なぜか忘れられない笑顔

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株式会社 幹建設
代表取締役 高須賀 幹由

まだまだ暑い日が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか?冷夏かも?と言われていたような気がしますが…、あれは聞き間違いだったのでしょうか?十分すぎる暑さで、今年もご苦労された方も多かったと思います。体調管理に気を配りましょう!もう少しの辛抱です。

ところで、先日『なぜか忘れられない』出来事がありました。

本町辺りのコンビニエンスストアで買い物を済ませ、車ですぐ横の国道に出ようとしたときのことです。コンビニの横の国道には3メートルあまりの歩道があります。ここから出るためには、この歩道を横切らないと国道に出られません。当然ですが、車の長さは、5メートル弱ですので、出ようとすると完全に歩道を塞いでしまうことになります。おまけに、国道でありますから、通行量が非常に多いため、どうしてもその歩道を塞いだまま国道の車が途切れるまで“待たされる”ことになります。このとき、いつも思うのが「どうぞ、自転車が来ませんように!」と、心に手を合わせます。なぜなら、国道の往来が途切れる直前に限って、自転車が通りかかり、車を下げて渋々歩道を空ける羽目になる訳で、“せっかくのチャンスを無駄”にしないといけないからなのです。これって、誰にでもあるように思いますが、いかがですか?そうです、この日も、さあ行こう!と決めかけた矢先、丁度そこに自転車が北側から近づいてきました。私の口は、残念語の「え~!」をいう為の準備をしています。よく見ると、中学生らしい女の子。後ろに下がりかけた私の車を見た途端、パッ!と明るい顔をしたかと思えば、はにかみながらも、ニッコリと会釈をして私の車の前を過ぎ去っていきました。

その笑顔がなんとも言えず純真で、たかだか車のギアをバックに入れ、アクセルを数ミリ踏んで、ブレーキを一回踏んだだけの簡単な動作の割りに、大きくてとっても素敵なお礼を貰った気がして、気が付くと残念語改め、感動語の「あ!」を言いながら、笑顔になった私は、その日一日とっても幸せ者でした。

“常笑”を取り入れて、活躍する高校野球チームがいくつかあるようですが、笑顔は、人間を幸せにして行く力があるようですね。つらいときも笑顔、嬉しい時も笑顔、楽しい時そして悲しいときも笑顔。あの女の子の笑顔を目標に、負けないくらいの笑顔の達人に成りたいと感じた出来事でした。
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